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環境日本学ワークショップを開催しました

2025年2月15日(土)、金沢21世紀美術館「すべてのものとダンスを踊って―共感のエコロジー」展の関連イベントとして、金沢21世紀美術館にて「環境日本学ワークショップ」を開催しました。

風景は「うつろい」ゆくものです。花の色や朝晩の光や人の心のように、変化していく「常ならぬ」さまをあらわします。古語の「うつろひ」は、常にそこにあるとは限らない尊い一瞬をとらえては、すべてのものは不変ではないことの美しさや尊さをあらわしてきました。「うつろい」は「うつる」という変化を捉えた名詞です。その「うつる」には「移る」「映る」「写る」が含まれます。

この「うつろい」ゆく人と自然の風景を、これからも、そしていつまでもという意味で、「ありありて」と名付けたマンガソン・ワークショップを開催しました。マンガソンとは、課題をめぐる話し合いの成果を限られた時間内で「漫画(まんが)」に表現して発表する新しいワークショップの手法です。今回は「まつり」をテーマに、あらゆるいのちが遍く巡る「未来のまつり」の風景を考えていきました。

日時:
2月15日(土) 16:00-、16日(日)10:00-
会場:
金沢21世紀美術館 プロジェクト工房
マンガソン・ワークショップ:
テーマ「未来のまつり」
オープニング:
吉川 成美(総合地球環境学研究所 上廣環境日本学センター センター長・特任教授)
語り:
「祭りと祀り」村田 正明(七尾市なたうち地区農家)
マンガ指導:
ドウノヨシノブ(京都精華大学マンガ学部非常勤講師)
協力:
本多 美優(一般社団法人くくむ代表理事)