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総合地球環境学研究所・上廣環境日本学センター合同国際シンポジウムを開催しました

2025年1月28日(火)、音羽山清水寺様にて総合地球環境学研究所・上廣環境日本学センター合同国際シンポジウムを開催しました。今年のテーマは動物とアニミズムで「DANCE WITH ALL: On Animals and Anima」と題して開催しました。WWF (2024)は、5,495種の脊椎動物を調べた結果、この50年間だけで、その73%が喪失したことを明らかにしました。現在、「第6の大量絶滅」がすでに始まっていると考えられています。この原因は人間による環境破壊です。一方で、アニミズム的な世界観は、自然界のあらゆる存在に霊性を見出し、現代社会が見失いつつある自然とのつながりを再認識させてくれます。ここに、持続可能な未来を築く鍵となり得る根本的な問いがあります。それは、野生であるとはどういうことかという問いです。今年の国際シンポジウムでは、霊長類学、人類学、哲学、自然保護、そのほか幅広い分野の専門家が集い、自然と人間が調和して生きるための新たな視点を探りました。

本シンポジウムのプログラム
https://www.chikyu.ac.jp/rihn/cms_upload/event/254/dancewithallprogram-.pdf